不失者1981

昨夜は不失者1981のライブを見に行ってきた。
灰野さんのおっしゃる「なぞらない」というお言葉が好きで、
難しいながらも自分なりにそうありたいと常々思っている。
そんな折りに久々にライブを見させていただく機会を得た。


だが、昨日の不失者、正直に言うと自分にはよくわからなかった…
衝撃的ではあったが何に衝撃を受けたのかわからない。
凄いと思ったけど何が凄かったのかわからない。

なんか引っかかったまま今朝を迎え、
本を読んでると面白い言葉に出会った。

「我々ははっきりしないものに遭遇すると、合理化しようとする。
欠落したものは補填して過不足ないものにしようという作用が働く。
こうして解釈の誤りが生まれる。」

発信者の意図を掴むことが難しい中で
無理して解釈したところでそれは正解ではないだろう。
というか、解釈はほとんど不可能だろう。

ついついライブの体験を言葉に落とし込みたくなるが
たぶん「よくわからない」って感想で充分なんだろう。
すごく印象に残ったのは間違いない。
しっかりと記憶に刻まれた。

たくさんライブ見に行ったりやったりしてると
「この間のライブって誰が出てたっけ」みたいになってしまう事がある。
逆に数年経っても「あの時〇〇のライブ見たなぁ」と
しっかりと記憶に残るライブもある。
昨夜のは間違いなく後者だと思う。
よくわからなかったけど。


ちなみに上述の言葉は外山滋比古さんの78年の「ノイズ」という論稿。
不思議な符合で面白い。


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